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平成27年第1回定例会(第5号) 名簿 2015-03-19
平成27年第1回定例会(第5号) 本文 2015-03-19

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  1. 敦賀市議会 2015-03-19
    平成27年第1回定例会(第5号) 本文 2015-03-19


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成27年第1回定例会(第5号) 本文 2015-03-19 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 108 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長有馬茂人君) 2 ◯議長有馬茂人君) 3 ◯議長有馬茂人君) 4 ◯市長河瀬一治君) 5 ◯議長有馬茂人君) 6 ◯議長有馬茂人君) 7 ◯議長有馬茂人君) 8 ◯議長有馬茂人君) 9 ◯予算決算常任委員長馬渕清和君) 10 ◯議長有馬茂人君) 11 ◯総務民生常任委員長堂前一幸君) 12 ◯議長有馬茂人君) 13 ◯議長有馬茂人君) 14 ◯産経建設常任委員長田中和義君) 15 ◯議長有馬茂人君) 16 ◯議長有馬茂人君) 17 ◯文教厚生常任委員長力野豊君) 18 ◯議長有馬茂人君) 19 ◯議長有馬茂人君) 20 ◯議長有馬茂人君) 21 ◯議長有馬茂人君) 22 ◯2番(今大地晴美君) 23 ◯議長有馬茂人君) 24 ◯4番(佐々木真君) 25 ◯議長有馬茂人君) 26 ◯10番(山本貴美子君) 27 ◯議長有馬茂人君) 28 ◯議長有馬茂人君) 29 ◯議長有馬茂人君) 30 ◯10番(山本貴美子君) 31 ◯議長有馬茂人君) 32 ◯議長有馬茂人君) 33 ◯議長有馬茂人君) 34 ◯10番(山本貴美子君) 35 ◯議長有馬茂人君) 36 ◯議長有馬茂人君) 37 ◯議長有馬茂人君) 38 ◯2番(今大地晴美君) 39 ◯議長有馬茂人君) 40 ◯議長有馬茂人君) 41 ◯議長有馬茂人君) 42 ◯10番(山本貴美子君) 43 ◯議長有馬茂人君) 44 ◯議長有馬茂人君) 45 ◯議長有馬茂人君) 46 ◯10番(山本貴美子君) 47 ◯議長有馬茂人君) 48 ◯議長有馬茂人君) 49 ◯議長有馬茂人君) 50 ◯2番(今大地晴美君) 51 ◯議長有馬茂人君) 52 ◯22番(常岡大三郎君) 53 ◯議長有馬茂人君) 54 ◯議長有馬茂人君) 55 ◯議長有馬茂人君) 56 ◯10番(山本貴美子君) 57 ◯議長有馬茂人君) 58 ◯議長有馬茂人君) 59 ◯議長有馬茂人君) 60 ◯産経建設常任委員長田中和義君) 61 ◯議長有馬茂人君) 62 ◯議長有馬茂人君) 63 ◯10番(山本貴美子君) 64 ◯議長有馬茂人君) 65 ◯議長有馬茂人君) 66 ◯議長有馬茂人君) 67 ◯10番(山本貴美子君) 68 ◯議長有馬茂人君) 69 ◯議長有馬茂人君) 70 ◯議長有馬茂人君) 71 ◯議長有馬茂人君) 72 ◯原子力発電所特別委員長(高野新一君) 73 ◯議長有馬茂人君) 74 ◯議長有馬茂人君) 75 ◯議長有馬茂人君) 76 ◯議会運営委員長(木下章君) 77 ◯議長有馬茂人君) 78 ◯議長有馬茂人君) 79 ◯議長有馬茂人君) 80 ◯議長有馬茂人君) 81 ◯議長有馬茂人君) 82 ◯議長有馬茂人君) 83 ◯21番(原幸雄君) 84 ◯議長有馬茂人君) 85 ◯議長有馬茂人君) 86 ◯議長有馬茂人君) 87 ◯議長有馬茂人君) 88 ◯議長有馬茂人君) 89 ◯議長有馬茂人君) 90 ◯議長有馬茂人君) 91 ◯10番(山本貴美子君) 92 ◯議長有馬茂人君) 93 ◯12番(力野豊君) 94 ◯議長有馬茂人君) 95 ◯15番(岡武彦君) 96 ◯議長有馬茂人君) 97 ◯16番(増田敬君) 98 ◯議長有馬茂人君) 99 ◯24番(美尾谷幸雄君) 100 ◯議長有馬茂人君) 101 ◯18番(木下章君) 102 ◯議長有馬茂人君) 103 ◯23番(堂前一幸君) 104 ◯議長有馬茂人君) 105 ◯25番(宮崎則夫君) 106 ◯議長有馬茂人君) 107 ◯市長河瀬一治君) 108 ◯議長有馬茂人君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 6.議 事             午前10時00分開議 ◯議長有馬茂人君) ただいまから本日の会議を開きます。  諸般の報告 2 ◯議長有馬茂人君) この際、諸般の報告をいたします。  まず、本日の会議の欠席者について報告いたします。本日の会議に、上原修一議員は病気のため欠席する旨、届け出がありました。  次に、追加提出議案について報告いたします。市長より、本日付をもって、第49号議案の提出がありました。  以上であります。  日程第1 第49号議案 3 ◯議長有馬茂人君) 日程第1 第49号議案を議題といたします。  説明を求めます。 4 ◯市長河瀬一治君) ただいま議題に供されました第49号議案につきまして御説明を申し上げます。  第49号議案は、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件でございます。  人権擁護委員であります矢部正美氏は、6月30日をもって任期満了となります。  つきましては、後任の委員に次の方を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。  すなわち、人権擁護委員候補者には、   敦賀市岡山2号605番地    岡 本   章 氏
    であります。  同氏は、人格高潔にして経験もまた極めて豊かであり、委員として最適任と認められますので、ここに提案いたす次第であります。  何とぞよろしく御同意を賜りますようお願いを申し上げ、説明にかえさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 5 ◯議長有馬茂人君) お諮りいたします。  第49号議案については、人事案件でありますので、慣例により質疑を省略し、また会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 6 ◯議長有馬茂人君) 御異議なしと認めます。よって、第49号議案については、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。  これより採決いたします。  第49号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 7 ◯議長有馬茂人君) 起立全員。よって、第49号議案については、提案のとおり同意することに決定しました。  日程第2 第11号議案~第23号議案、第27号議案~第35号議案、第37号議案~第43号議案、第45号議案~第47号議案 8 ◯議長有馬茂人君) 日程第2 第11号議案から第23号議案まで、第27号議案から第35号議案まで、第37号議案から第43号議案まで及び第45号議案から第47号議案までの32件を一括議題といたします。  これより、その審査結果について各委員長の報告を求めます。  まず、予算決算常任委員長 馬渕清和君。   〔予算決算常任委員長 馬渕清和君登壇〕 9 ◯予算決算常任委員長馬渕清和君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから、予算決算常任委員会における平成27年度予算案件の審査経過及び結果について御報告いたします。  お手元の審査結果報告書の1ページをごらんください。  本委員会に審査を付託されました第11号議案 平成27年度敦賀市一般会計予算外12件につきましては、慎重に審査を行った結果、第11号議案 平成27年度敦賀市一般会計予算については、反対の立場から、教育予算が削減されている。大型公共事業こそ見直し、削減すべきであるなどとの反対討論があり、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決しました。  第12号議案から第23号議案までの12件については、いずれも討論はなく、採決の結果、第12号議案 平成27年度敦賀市港湾施設事業特別会計予算及び第21号議案 平成27年度敦賀市後期高齢者医療特別会計予算の2件については全会一致をもって、第13号議案 平成27年度敦賀都市計画土地区画整理事業特別会計予算、第14号議案 平成27年度敦賀市簡易水道特別会計予算、第15号議案 平成27年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部及び施設勘定の部)特別会計予算、第16号議案 平成27年度敦賀市下水道事業特別会計予算、第17号議案 平成27年度敦賀市漁業集落環境整備事業特別会計予算、第18号議案 平成27年度敦賀市農業集落排水事業特別会計予算、第19号議案 平成27年度敦賀市介護保険特別会計予算、第20号議案 平成27年度敦賀市産業団地整備事業特別会計予算、第22号議案 平成27年度市立敦賀病院事業会計予算、第23号議案 平成27年度敦賀市水道事業会計予算については賛成多数をもって、原案どおり認めるべきものと決しました。  以下、全体会、分科会における主な質疑並びに分科会における主な自由討議について御報告申し上げます。  まず、第11号議案 平成27年度敦賀市一般会計予算では、中池見保全活用事業費について、基金残額と経費負担をどう考えているのかとの問いに対し、これまでの経過を見ると7年ほどしかもたない。費用の確保が課題と認識しており、資金の調達等についても保全活用策定委員会で検討しているとの回答がありました。  次に、北陸デスティネーションキャンペーン推進事業費について、内容はとの問いに対し、実行委員会が主催する首都圏での誘客キャラバン、金沢でのオープニングイベント、福井市での食のイベント等に参加するとの回答がありました。  次に、観光協会事業費補助金について、花火大会の規模はとの問いに対し、1万発を超えるという内容の仕様書をつくり、プロポーザルを実施するとの回答がありました。  次に、第19号議案 平成27年度敦賀市介護保険特別会計予算では、通所型介護予防事業費について、前年度と比較して201万1000円減額になっている理由はとの問いに対し、よくばり貯筋教室の実施を6カ所から3カ所に減らしたことが主な理由であるとの回答がありました。  関連し、介護予防が重要な中、実施回数を減らした理由はとの問いに対し、対象者把握事業で見直しを行った結果、対象者が減ったためであるとの回答がありました。  次に、第22号議案 平成27年度市立敦賀病院事業会計予算では、薬品費について、前年度と比較して約6000万円減額になっている理由はとの問いに対し、ジェネリック医薬品の使用量の増加と入院患者数の見込み減に伴う使用量の減少を考慮し、減額したとの回答がありました。  関連し、ジェネリック医薬品の院内処方における使用量の増加状況はとの問いに対し、平成25年度上半期が48.5%、平成26年度上半期は59.2%であるとの回答がありました。  その他の議案では、重立った質疑はありませんでした。  次に、分科会における主な自由討議について御報告いたします。  税収の減収が予想される中、歳出を抑える視点が必要であるとの意見。  また、今後、電源三法交付金の減額が予想される。大変厳しい財政事情の中、無駄を省きながら必要なところに予算をつけてほしいとの意見がありました。  以上が本委員会に付託された議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 10 ◯議長有馬茂人君) 次に、総務民生常任委員長 堂前一幸君。   〔総務民生常任委員長 堂前一幸君登壇〕 11 ◯総務民生常任委員長堂前一幸君) ただいまから、総務民生常任委員会における各議案の審査経過及び結果について報告いたします。  お手元の委員会審査結果報告書の3ページをごらんください。  まず、第34号議案 敦賀市行政手続条例の一部改正の件について、主な質疑として、処分等の求めの項目を追加する理由はとの問いに対し、今までは、法令に違反する事実に対し、処分等がされていないと思っても求めることができる制度がなかった。今回の法律改正に伴い処分等を求めることができるようになったため、項目を追加したとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第35号議案 職員の給与に関する条例等の一部改正の件について、主な質疑として、敦賀市の職員給与は、県下での位置どりの低さが懸案事項である。どこかで是正し、地域間格差をなくすことが必要だと思うがどう考えるかとの問いに対し、職員の昇格試験による登用や人事考課を給与へ適正に反映させる体制づくりを行うことで対応していきたい。また、今後の職員構成の変化により給与水準も上がると考えているとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、人事院勧告は大事なところであり、異論はない。ただ、県下での位置どりは、職員のやる気が出せるような位置にできるようしっかりした制度にしていただくことを要望して賛成とするとの意見がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案どおり 認めるべきものと決定しました。  以上が本委員会に付託されました各議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 12 ◯議長有馬茂人君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 13 ◯議長有馬茂人君) 次に、産経建設常任委員長 田中和義君。   〔産経建設常任委員長 田中和義君登壇〕 14 ◯産経建設常任委員長田中和義君) ただいまから、産経建設常任委員会における議案の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の5ページをごらんください。  最初に、第31号議案 敦賀駅前広場の設置及び管理に関する条例制定の件につきましては、主な質疑として、利用料金の設定は適正なのか。他の自治体はどうなっているのかとの問いがあり、県内でこういう条例を制定しているところはない。利用料金は、単なる広場ではなく、市民が利用できる区域を包括した施設であるため、条例を規定した。料金の根拠は、以前から他の条例を準用していたものは同様の金額としている。路線バス乗降場は、準用していた道路占用料徴収条例と同額とした。広場ゾーンは交流施設の利用料金と同額である。タクシー待機場については、融雪装置の電気料金相当分であるとの回答がありました。  また、駐輪場や駐車場が外れているが、その理由は。今後これらも指定管理に含んでいくのかとの問いがあり、現在運営している駐輪場や駐車場は仮のものであるため外れている。将来展望として、きちんとしたものが設けられたときに条例に含めるという考え方をしているとの回答がありました。  また、22条において集会をしてはいけないとしているのか。それとも集会でも迷惑になる部分に対しての規定なのかとの問いがあり、これは集会そのものがだめということではなく、管理上、利用される方が明らかに迷惑になるようなものは中止させるという意味であるとの回答がありました。  関連し、指定管理者が妨害になるかどうかの判断をするのは難しいのではないかとの問いがあり、確かに難しいことであり、運用上一番問題になると思われる。指定管理者と協定等を結ぶ話し合いの中で、判断基準はしっかりと協議していきたい。基本ルールは、この条例や規則であり、疑義のある部分は協議の中で判断していきたいとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第37号議案 敦賀市手数料徴収条例の一部改正の件については、主な質疑として、県から事務事業の移管があるが、これが移管された理由はとの問いがあり、地方分権に伴う権限委譲の流れの中で、県が推進をしている。今回この認定事務については委譲の協議があり、受けることになったとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  なお、第45号議案及び第46号議案の2件については、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 15 ◯議長有馬茂人君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 16 ◯議長有馬茂人君) 次に、文教厚生常任委員長 力野豊君。   〔文教厚生常任委員長 力野豊君登壇〕 17 ◯文教厚生常任委員長力野豊君) ただいまから、文教厚生常任委員会における各議案の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の7ページをごらんください。  最初に、第28号議案、第29号議案、第39号議案及び第47号議案の4件については、重立った質疑、討論での意見はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  以下、質疑等があった議案について報告いたします。  まず、第27号議案 敦賀市子どものための教育・保育に係る利用者負担額等に関する条例制定の件について、主な質疑として、この条例により保育料、延長保育料はどのように変わるのかとの問いに対し、保育料の算定については従来、所得税額に応じた階層だったが、今回、市民税額の所得割に応じた階層に変更され、全体で約1600万円増となる見込みである。また、保育料の基準額表の金額は従来どおりであり、延長保育料も今のところ据え置きであるとの回答がありました。  討論では、反対の立場から、市民の負担増となるため反対であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第30号議案 敦賀市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等条例制定の件について、重立った質疑はなく、討論では、反対の立場から、第32条第4号ではボランティア等の利用も含めた介護予防サービス計画の作成を義務づけている。モデル事業を進めているところでは無理な退所等の問題も言われており、要支援者の介護保険外しに結びつくものと危惧されるため、反対であるとの意見。  また賛成の立場から、介護予防支援業務を担う地域包括支援センターはいろいろと課題もあると思うが、先進地では地域ぐるみの介護予防が進展しているところがたくさんあり、介護保険料が下がっているところもある。明文化されたことで地域の意識も変わる。地域で見ながら、なるべく介護にならない手だてを先に打っていく、それをバックアップするのが地域包括支援センターだと思うので、この条例案に賛成であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第32号議案 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件について、重立った質疑はなく、討論では、反対の立場から、教育委員会が残ったことは評価するが、委員会の独立性、自主性について疑問であるとの意見。  また賛成の立場から、上位法の改正に伴う条例改正であり、国で決まったことを地方の条例に反映させることについて反対する意味がわからない。そうしないと全国的に整合性がとれなくなるとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第33号議案 教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定の件について、重立った質疑、討論はなく、採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第38号議案 敦賀市立児童文化センター設置及び管理に関する条例の一部改正の件について、主な質疑として、プラネタリウム操作の技術習得に関してはどのような措置をとっているのかとの問いに対し、募集により経験のある方を採用する。生解説等できるように研修、経験を積んでいただき、4月1日のオープンに向けて万全の体制を整えるとの回答がありました。  また、プラネタリウム室使用料について、児童以外の方の使用料を値上げする理由はとの問いに対し、施設的に充実したこと、また同様の施設はもっと高いことから、応分の負担として、より大きな値上げも検討したが、広く集客を図りたい目的から最低限の金額として200円にしたとの回答がありました。  討論では、反対の立場から、プラネタリウム室使用料の値上げについて、微々たる金額かもしれないが市民の負担がふえることには賛成しかねるとの意見。  また賛成の立場から、使用料というのは、その時点の施設にどれだけの価値があるかで判断すべきであり、何でも値上げするから反対では理屈にならない。今回はリニューアルや投影番組の充実など施設が整備されており、当然これくらいの料金はかかると思う。  料金を下げればそれだけ市の負担額がふえるということなので、予算的措置をどうするのかという問題があるとの意見。  児童文化センターがやっとリニューアルされ、子供の情操教育に対する貢献度ははるかに飛躍すると思う。決して高い使用料ではなく、200円でも安いくらいだと思うとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第40号議案 敦賀市介護保険条例の一部改正の件について、重立った質疑はなく、討論では、反対の立場から、介護保険料の上げ幅が他市町と比較しても大き過ぎるとの意見。  消費税も増税されている中、介護保険料は第1段階から値上げされており、払うほうとしては大変厳しい。一般会計から繰り入れしてでも値上げを防ぐべきであったとの意見がありました。  また賛成の立場から、非常に心苦しいが、扶助費の上昇というのは人口減少、高齢化の世の中ではいたし方ないと思うとの意見。  先ほどの地域包括支援センターの話にもつながることだが、地域で介護保険制度に対する意識づけや見直しをしないと保険料は天井知らずになる。介護予防を最重点とし、その前段を踏まえての保険料である。できるだけ値上げはないほうがいいが、相互扶助の面からもやむを得ないと思うとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第41号議案 敦賀市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等条例の一部改正の件について、主な質疑として、第136条、法定代理受領サービスを受けるための利用者の同意の条文を削除した理由はとの問いに対し、当該条文では、有料老人ホームにおいて事業者が介護報酬を代理受領する要件として、国民健康保険団体連合会に対して入居者の同意書を提出することが義務づけられていたが、老人福祉法第29条が改正され、第7項でその法的根拠が明記されたため削除したとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第42号議案 敦賀市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等条例の一部改正の件について、主な質疑として、第67条第2項について、「定期的に外部の者による評価を受けて」との文言が削除されている理由はとの問いに対し、厚生労働省としては、事業者がより多くの方々を介護、また介護予防できるようにするための基準緩和として、外部評価を外し自己評価を充実させることが狙いである。また、市の指導監査については強化されているとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第43号議案 敦賀市立博物館の設置及び管理に関する条例並びにみなとつるが山車会館の設置及び管理に関する条例の一部改正の件について、主な質疑として、地下室と3階講堂の貸し室はどのようなことに利用できるのかとの問いに対し、建物の持つ高い公共性を尊重して、教育文化の振興だけではなく、観光振興やまちづくり、にぎわい創出等にも寄与する市民活動の利用を考えている。3階講堂については、講演会やシンポジウムなどのほか、博物館で実施するにふさわしいイベントの開催。地下室については、通常、休憩所や図録、市誌等を閲覧できるレファレンスコーナーとして活用しながら、市民活動のためのミーティングやミニ講座、勉強会等フリーな使用形態を考えているとの回答がありました。  関連し、貸し室の問題として、断る際にトラブルになることがある。人によって対応が異ならないよう基準を設けるのかとの問いに対し、貸し室での飲食のことも含めて内規でしっかりと基準を設けたい。また、職員にも周知徹底させたいとの回答がありました。
     また、市立博物館、みなとつるが山車会館入館料の50円減額に関する規定の考え方はとの問いに対し、両方入館する場合はそれぞれの入館料が50円減額となり、トータルで100円安くなる。そのような場合、どちらの窓口でも共通券を発行するので、虚偽の申告による不正はないとの回答がありました。  また、みなとつるが山車会館の条例について、第11条の販売行為等の禁止の条文を削除した理由はとの問いに対し、多様な市民活動と山車会館あるいは博物館が連携することを想定し、会館前の広場等で行うイベントで、例えば文化財や博物館関連の記念品等を販売するなど幅広い活動展開ができるようにしたいとの考えから、販売行為を最初から禁止するのではなく、オープンにした上でルール化を図りたいとの回答がありました。  また、市の公共施設の統一減免基準との絡みについて、今後検討する予定はあるのかとの問いに対し、統一減免基準が十分なものでないことは認識しており、来年度に教育委員会部局で検討会を立ち上げ、しっかり協議し、市長部局とすり合わせしたいとの回答がありました。  また、入館者数の見込みはとの問いに対し、過去5年の最高が年間約1万人であり、リニューアル後の目標は年間1万4000人であるとの回答がありました。  また、入館料が上がった理由はとの問いに対し、今回のリニューアルを踏まえ、県内類似施設の平均的な入館料にした。また、高校生以下について、従来から学校の授業の一環は無料にしていたが、若い世代に敦賀のことを知ってもらいたい考えから個人で訪れる場合も無料にしたとの回答がありました。  討論では、反対の立場から、高校生以下の無料は評価できるが、一般の入館料が上がっていることは賛成しかねるとの意見。  また賛成の立場から、入館料については、今回リニューアルし、いろんな工事を加えて歴史的建造物として残すという現在の価値に対してどうなのかを判断すべきであると思うので、賛成したいとの意見。  規制が取り払われ、また高校生以下を無料にするなど、市として前進している考え方だと思うので賛成するとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  以上が本委員会に付託されました各議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 18 ◯議長有馬茂人君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 19 ◯議長有馬茂人君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  一括議題といたしました各議案中、討論通告のあります20件を除く第12号議案、第21号議案、第28号議案、第29号議案、第34号議案、第37号議案、第39号議案、第41号議案、第42号議案及び第45号議案から第47号議案までの12件について、各委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 20 ◯議長有馬茂人君) 起立全員。よって、第12号議案外11件については、各委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 21 ◯議長有馬茂人君) これより、討論通告のあります各議案について討論及び採決を行います。  初めに、第11号議案について討論を行います。  まず、委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔2番 今大地晴美君登壇〕 22 ◯2番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  第11号議案につきまして、委員長に反対の立場で討論をさせていただきます。  地方自治法は、予算の編成権を首長に与え、承認権を議会に与えております。要するに首長は議会に予算案を提出し、議会の承認を得なければこれを執行できません。しかし議会は、減額修正することはできますが、首長の予算編成権を損なうような増額修正は認められておりません。  さて、骨格予算についてです。骨格予算の定義ですが、地方自治法には全く規定はされておりません。一般的には、新規の施策を見送り、また政策的経費を極力抑え、義務的経費を中心に編成される予算を骨格予算というのですが、言いかえますと、法令などに基づく義務的経費、既存施設の維持管理費、既に債務負担行為を設定している事業費、継続費を設定している事業費などを最低限計上した予算であると言えます。  骨格予算の編成権者はもちろん首長にあります。今回、4月に行われます統一地方選を前にして、敦賀市では骨格予算の編成となっております。しかしながら、新規事業が14件、拡大事業が3件など、骨格予算なのかと疑わざるを得ない予算になっております。河瀬市長がおやめになることで、新しい市長のもとでの政策的な予算の経費を肉づけするのが骨格予算としての本来の形ではないでしょうか。  当初予算では、特に子ども医療費の中学校修了までに拡大された点、放課後児童健全育成事業の拡大は高く評価しております。しかしながら、先導プロジェクトと位置づけられました赤レンガ倉庫の整備事業費とその周辺環境整備事業費は、新たに市債を組んでの予算であり、特にオープンガーデンの整備は、既に1200万円をつぎ込み整備した場所をつぶした上に2700万円で整備し直すという、常識では考えられない状況にあることが判明しております。1200万円の予算で植樹した樹木や芝生は、ごみにしてしまったとのこと。ほかの場所に移設するなどの方策がなぜとれなかったのか。大切な市民の税金を無駄にしてしまった上に、その倍以上の予算でオープンガーデンの整備を行うことは、到底納得できるものではありません。  また農業政策においては、学校の地産地消推進事業の予算拡大をもっと図るべきであり、支援を受けられない兼業農家などへの支援を今以上に図っていく必要があると思います。  これらの観点から、今回の当初予算に対し反対いたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 23 ◯議長有馬茂人君) 次に、委員長報告に賛成の討論を行います。  佐々木真君。   〔4番 佐々木真君登壇〕 24 ◯4番(佐々木真君) 皆さん、おはようございます。市政会の佐々木でございます。  私は、第11号議案 平成27年度敦賀市一般会計予算について、委員長報告に賛成の立場から討論を行います。  総務省が策定した平成27年度の地方財政計画では、景気回復に伴う税収の増加などにより一般財源総額は過去最高となる見込みとなっております。しかし本市におきましては、原子力発電所の長期稼働停止に伴う税収の減と社会保障関連経費の増加により、引き続き厳しい財政運営になると予想されています。  このような中、提案されました本市の新年度当初予算は、4月に統一地方選挙が行われることから骨格予算となります。既に政策決定された人口減少対策事業については、ほかの自治体に出おくれることのないよう当初より予算計上がなされたものであり、総合的に考えても最低限の骨格予算だと考えます。  歳出の各事業につきましては、昨年10月に策定した敦賀市人口減少対策基本計画の基本方針に基づき、産業振興や子育て支援、人材育成に関連した事業が計上されております。また、ことし秋に予定されている北陸デスティネーションキャンペーンを本市における交流人口増加の大きな好機と捉え、関連事業に積極的に取り組むものであります。  一方、歳入につきましては、市税の減収を見込みながらも国、県の補助金や各種基金を有効活用することにより財源確保を図っております。  ところで、予算決算常任委員会の中で反対討論のありました赤レンガ倉庫整備事業等につきましては、事業実施の最大根拠である金ケ崎周辺整備構想が2年にわたり市民の意見を取り入れて策定されたものであり、また倉庫やガーデンの利活用方法につきましても、議論を重ね、十分に市民の意見を反映した結果であると考えます。赤レンガ倉庫にテナント入居される民間事業者も開業に向け努力されています。さらに、ことし秋の北陸デスティネーションキャンペーンに向けた魅力ある観光拠点の創出という観点からも、大変重要な事業の一つであると考えます。  同じく、駅前広場整備事業につきましても、金ケ崎周辺や博物館通りとの連携により観光客の回遊性を高め、本市のにぎわい創出につながるものであります。  北陸新幹線建設事業費負担金につきましては、地元自治体や経済界からの長年にわたる要望が敦賀駅開業という形で結実したものでありますので、応分の負担をしたとしても、今後、交流人口の増加や企業誘致活動等に取り組んでいくに当たって非常に重要な要素となるものであります。  そのほか計上されました事業につきましても、予算決算常任委員会や一般質問を通じ理事者に説明と答弁を求め、議論を重ね、事業効果や妥当性等が十分確認されたと判断し、賛成するものであります。  今後の税収や三法交付金等の大幅な減収は避けられないものと思います。厳しい財政運営の中においても、人口減少への対策には積極的かつ継続的に取り組んでいく必要がございますので、理事者におかれましては、これまで以上に計画立案の段階から事業の効果や数値的目標を明確にし、選択と集中を推し進めていただくことを強く望むものであります。  以上申し上げまして、第11号議案 平成27年度敦賀市一般会計予算について賛成の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 25 ◯議長有馬茂人君) 次に、委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔10番 山本貴美子君登壇〕 26 ◯10番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表しまして、第11号議案 平成27年度敦賀市一般会計予算に反対の立場で討論をいたします。  今議会で提案された平成27年度当初予算は、市長と市会議員選挙の前で、重要な施策の肉づけは選挙後に出されるということで骨格予算となっています。とはいえ、税と社会保障の一体改革のもと、社会保障について受益者負担が色濃くなった見直しや新しい制度がこの4月から始まろうとしています。介護保険制度、子ども・子育て支援新制度とマイナンバー制度です。  保育について、市町村の実施義務は残ったものの、福祉から社会保障へと大きく変わり、介護保険をお手本にしたような制度に変わります。そして消費税の増税なしに社会保障の財源はないという状況に置かれたもと、介護保険料の低所得者対策が棚上げされ、子ども・子育て支援新制度についても財源が不透明な中で進められようとしています。また消費税増税、社会保障一体改革の一環として、赤ちゃんからお年寄りまで住民登録をしている全員に生涯変わらない番号を割り振り、社会保障や税の情報を国が一括管理し、社会保障給付抑制をするマイナンバー制度が10月から始まります。  このような中で、住民の福祉の向上、暮らしを守る防波堤となるべき敦賀市が、本年度予算で消費税増税で生活が苦しくなっている市民に国の制度そのままに市民に負担を押しつけています。  一般会計で見ると、幼稚園の保育料の値上げによる増収181万6000円です。また、財政難を理由に有料化した高齢者のいきいき大学の参加者負担金を計上し、リニューアル工事したことを理由に値上げした博物館やこどもの国の値上げの分の増収377万5000円も計上しています。その上さらに介護予防、生活支援事業352万円の削減、学校支援員配置事業1010万円の削減など、福祉や教育の分野で細かな廃止や事業縮小が行われています。  そしてその一方で、税金の無駄遣いとも言える不要不急の大型公共事業や市民の理解が得られないような事業が計上されています。議員の海外視察87万円、市長と副市長の退職手当2750万4000円、赤レンガ倉庫整備事業費4億7458万5000円、駅前広場整備事業3億4353万円、新幹線対策費235万8000円です。  財政が本当に厳しいなら、これらにメスを入れるべきではないでしょうか。そして市民の暮らし、福祉を守る自治体としての本来の役割を発揮するためにも、市の職員について年々減っている正規職員の割合をふやすべきです。また、ことし4月から始まる生活困窮者自立支援事業についても、生活困窮した市民をたらい回しにすることが危惧される民間委託ではなく、敦賀市が直営で実施すべきです。そのほか、人事院勧告による職員給与の削減、安倍内閣が集団的自衛権の行使容認の閣議決定をしたもとでの自衛官募集費など、賛成できません。  今や地方分権の時代であり、地方自治体は国の下請機関ではありません。敦賀市が自治体本来の役割である住民の福祉、暮らしの向上をするために、消費税増税で苦しむ市民の暮らしや福祉を守るために努力することを心から訴えて、反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をお願いします。 27 ◯議長有馬茂人君) 以上で第11号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第11号議案 平成27年度敦賀市一般会計予算について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 28 ◯議長有馬茂人君) 起立多数。よって、第11号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 29 ◯議長有馬茂人君) 次に、第13号議案から第18号議案、第22号議案、第23号議案及び第35号議案の9件について、一括して委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔10番 山本貴美子君登壇〕 30 ◯10番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  第35号議案 職員の給与に関する条例等の一部改正の件は、人事院勧告により職員給与の水準を平均2%引き下げ、50歳代後半の職員については最大4%引き下げるというものです。  本来、人事院勧告は、憲法第28条に基づき全ての労働者に保障している労働基本権について、公務員に対して政府が制約を与え、そのかわりとして人事院が公務員労働者の賃金や労働条件の改善について勧告をするというものです。  ところが、2002年からほぼ毎年のように人事院勧告によって職員給与が引き下げられてきました。しかも国家公務員の給与を100とした場合の職員給与の水準を示すラスパイレス指数を見ると、平成26年4月の敦賀市のラスパイレス指数は95.5です。全国の市の平均は98.6、福井県内の市の平均も97.9ですが、敦賀市はそれらの平均よりも低く、福井県内の9市の中で6番目です。また、その1年前のラスパイレス指数と比較してマイナスになっている市は県内でも敦賀市と坂井市だけです。  このような状況にもかかわらず、人事院勧告に伴い給与水準の高い自治体と同じように削減するのは納得できません。職員の給与の削減は、職員の働く意欲の低下、ひいては住民福祉サービスの低下につながり、また民間の給与削減に拍車をかけ、さらには地域経済に悪循環を招くなど、敦賀市全体にマイナスの影響を与えます。  以上の理由から、今回の人事院勧告による職員給与の削減のための条例及びそれによる人件費の削減が含まれている予算について反対いたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 31 ◯議長有馬茂人君) 以上で第13号議案から第18号議案、第22号議案、第23号議案及び第35号議案の9件に対する討論を終結し、一括して採決いたします。  第13号議案 平成27年度敦賀都市計画土地区画整理事業特別会計予算、第14号議案 平成27年度敦賀市簡易水道特別会計予算、第15号議案 平成27年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部及び施設勘定の部)特別会計予算、第16号議案 平成27年度敦賀市下水道事業特別会計予算、第17号議案 平成27年度敦賀市漁業集落環境整備事業特別会計予算、第18号議案 平成27年度敦賀市農業集落排水事業特別会計予算、第22号議案 平成27年度市立敦賀病院事業会計予算、第23号議案 平成27年度敦賀市水道事業会計予算及び第35号議案 職員の給与に関する条例等の一部改正の件の9件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 32 ◯議長有馬茂人君) 起立多数。よって、第13号議案から第18号議案、第22号議案、第23号議案及び第35号議案の9件については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 33 ◯議長有馬茂人君) 次に、第19号議案及び第40号議案の2件について、一括して委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔10番 山本貴美子君登壇〕 34 ◯10番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、第19号議案 平成27年度敦賀市介護保険特別会計予算、第40号議案 敦賀市介護保険条例の一部改正の件について、委員長の報告に反対の立場で討論をいたします。  この2つの議案は、この4月から始まる第6期介護保険事業において介護保険料を値上げする条例案と予算案です。第6期介護保険事業において、介護保険料を基準額6050円に値上げするという計画です。  ただでさえ年々引き下げられる年金からいや応なしに天引きされる介護保険料。それが天井知らずでどんどん値上げされて、高齢者はどうやって生活すればいいのかと悲鳴を上げています。介護保険料は、国の負担がそもそも少なく、高齢者がふえ、給付をふやせば保険料が引き上がる仕組みであり、制度の根本にそもそも大きな問題があります。一般会計からの繰り入れをしてでも値上げを防ぐべきです。  以上、簡単ですけれども、反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 35 ◯議長有馬茂人君) 以上で第19号議案及び第40号議案の2件に対する討論を終結し、一括して採決いたします。  第19号議案 平成27年度敦賀市介護保険特別会計予算、第40号議案 敦賀市介護保険条例の一部改正の件の2件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 36 ◯議長有馬茂人君) 起立多数。よって、第19号議案及び第40号議案の2件については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 37 ◯議長有馬茂人君) 次に、第20号議案について、委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔2番 今大地晴美君登壇〕
    38 ◯2番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派、今大地晴美です。  第20号議案、産業団地整備事業特別会計に反対の立場で討論いたします。  持続的な雇用の確保、さまざまな分野の業種に対応できる、港との連携など多くの利点がある今回の産業団地の整備でありますが、水田耕作地の消失という点においては賛成できません。第1次産業の衰退が著しい中、農業政策の推進を阻むことにつながります。安定した産業構造の構築をうたいながら、水田耕作地に産業団地整備をする今回の予算に対し、反対するものです。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 39 ◯議長有馬茂人君) 以上で第20号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第20号議案 平成27年度敦賀市産業団地整備事業特別会計予算について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 40 ◯議長有馬茂人君) 起立多数。よって、第20号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 41 ◯議長有馬茂人君) 次に、第27号議案、第38号議案及び第43号議案の3件について、一括して委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔10番 山本貴美子君登壇〕 42 ◯10番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、第27号議案 敦賀市子どものための教育・保育に係る利用者負担額等に関する条例制定の件、第38号議案 敦賀市立児童文化センター設置及び管理に関する条例の一部改正の件、第43号議案 敦賀市立博物館の設置及び管理に関する条例並びにみなとつるが山車会館の設置及び管理に関する条例の一部改正の件について、委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  これら3つの議案は、市民の負担がふえる条例改正となっています。  まず、第27号議案は、子ども・子育て支援新制度が4月から始まることに伴い、保育所や幼稚園の利用者負担額、保育料を定めるものです。これにより、保育所では保育料が安くなるケース、高くなるケースとそれぞれありますが、敦賀市として約1600万円の増収を見込んでいるため、保護者負担が1600万円ふえる、1人当たり平均700円の負担がふえることになります。延長保育料についても、保育園の決めた標準時間からはみ出る時間帯については実費負担となり、保護者負担がふえます。  また、幼稚園の入園料は廃止されますが、月々の保育料をこれまで一律5000円から所得ごとに保育料が設定されます。予算で見ると182万円の増収を見込んでいることから、保護者負担が182万円ふえることになります。  幼稚園の保育料が安いため幼稚園に子供さんを預けていた家庭もあります。値上げにより、今後ますます幼稚園離れが危惧されます。  第38号議案は、こどもの国のプラネタリウムをリニューアルしたことに伴い、料金を値上げするものです。新しくなったプラネタリウムについては、情操教育や環境教育など大いに期待するものですが、若い子育て世代の貧困が問題となっている中、大人の使用料を100円から200円に値上げすることについては賛成できません。できれば子供についても無料にし、大人についても値上げをせず、より多くの市民に観賞してもらうべきです。  第43号議案は、博物館を改修し復元したことに伴い、博物館の入館料を高校生以下については無料にし、大人については値上げするというものです。  高校生以下を無料にするということは評価できますが、そもそも博物館については、博物館法第23条に、「公立博物館は、入館料その他博物館資料の利用に対する対価を徴収してはならない」と定められています。「博物館の維持運営のためにやむを得ない事情のある場合は、必要な対価を徴収することができる」とただし書きがありますが、敦賀市の財政が厳しいとはいえ、駅前広場や赤レンガ倉庫の整備など、それぞれ9億円、11億円の事業を行っている敦賀市です。わずか100円の値上げをしなければ維持運営ができないほど厳しいはずはありません。入館料は、博物館法にのっとって無料にすべきです。  これら3つの議案について、働いている方の賃金が安くなり、年金も減らされているにもかかわらず、消費税が増税され、保育料も介護保険料も値上げされ生活が苦しい、こうした市民にこれ以上の負担をふやす議案であり、賛成できません。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 43 ◯議長有馬茂人君) 以上で第27号議案、第38号議案及び第43号議案の3件に対する討論を終結し、一括して採決いたします。  第27号議案 敦賀市子どものための教育・保育に係る利用者負担額等に関する条例制定の件、第38号議案 敦賀市立児童文化センター設置及び管理に関する条例の一部改正の件及び第43号議案 敦賀市立博物館の設置及び管理に関する条例並びにみなとつるが山車会館の設置及び管理に関する条例の一部改正の件の3件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 44 ◯議長有馬茂人君) 起立多数。よって、第27号議案、第38号議案及び第43号議案の3件については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 45 ◯議長有馬茂人君) 次に、第30号議案について、委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔10番 山本貴美子君登壇〕 46 ◯10番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、第30号議案 敦賀市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等条例制定の件について、委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  この条例は、昨年行われた介護保険法の改定に伴い、要支援1、要支援2と認定された方への介護予防事業について定めるものです。  この条例の第32条に次のように明記されています。「介護予防サービス計画の作成に当たっては、利用者の日常生活全般を支援する観点から、予防給付の対象となるサービス以外の保健医療サービス又は福祉サービス、当該地域の住民による自発的な活動によるサービス等の利用も含めて介護予防サービス計画上に位置付けるよう努めなければならないこと」。  この住民による自発的な活動によるサービスとは、地域ボランティアなどのことで、これまでのような介護事業所による専門的な介護予防だけでなく、ボランティアによるサービスの利用も計画に組み込むことを義務づける文言は、これまで出されてきた同様の条例にはなかったものです。明らかに、昨年12月に成立した医療介護総合法による要支援者の介護保険外しにほかなりません。  敦賀市は、県外の自治体に先駆けて平成28年度から要支援者の介護保険外しとも言うべき介護予防・日常生活支援総合事業を始めるとのこと。条例で明記されているような地域の住民による自発的な活動によるサービスも十分確保できるという保障もなく、要支援者を介護保険から外すことには反対です。  以上の理由から、第30号議案に反対いたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 47 ◯議長有馬茂人君) 以上で第30号議案に対する討論を終結し、採決を行います。  第30号議案 敦賀市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等条例制定の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 48 ◯議長有馬茂人君) 起立多数。よって、第30号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 49 ◯議長有馬茂人君) 次に、第31号議案について討論を行います。  まず、委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔2番 今大地晴美君登壇〕 50 ◯2番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  第31号議案 敦賀駅前広場の設置及び管理に関する条例制定の件に、委員長報告に反対の立場で討論いたします。  オルパークとの一体的な管理と経費の削減を図るために、指定管理者に駅前広場の維持管理を行わせるための条例制定です。  利用の許可や利用許可の制限、利用許可の取り消し等の条項は、市民の活動等に対し必要以上に制限を加えるものであり、認めることができないので、反対いたします。  簡単ではありますが、反対討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 51 ◯議長有馬茂人君) 次に、委員長報告に賛成の討論を行います。  常岡大三郎君。   〔22番 常岡大三郎君登壇〕 52 ◯22番(常岡大三郎君) 市政会の常岡でございます。  私は、第31号議案 敦賀駅前広場の設置及び管理に関する条例制定の件について、委員長報告に賛成の立場から討論を行います。  本条例は、ことし10月完成が予定されています敦賀駅前広場の円滑で、かつ効率的な管理運営を目指して制定するものでございます。新たに整備される駅前広場には、送迎のため自家用車や観光バスなど一時的な停車が可能な市民交通ゾーンや、駅周辺のにぎわい創出のためのイベント等が開催されます広場ゾーン等が設けられ、市民を初めとする駅利用者の利便性並びに金ケ崎周辺や博物館通りへとにぎわいを波及させるなど、中心市街地の活性化に大いに寄与するものと考えております。  また、駅前広場の管理については、指定管理者制度を導入し、昨年4月から供用を開始しております敦賀駅交流施設オルパークと一体的に管理を行うことにより、窓口を一元化し、駅周辺施設を利用しようとする方にとって手続がわかりやすい形となり、利便性の向上が図られます。さらに、駅前広場と交流施設の一体的管理は効率的運営が可能となり、経費の削減にもつながるものと期待します。  本条例においては、新たに整備される広場ゾーンなどの利用料金が規定されておりますが、この金額については、委員長報告にあったように、これまでから準用していたほかの条例と同水準であり、またタクシー待機場の利用料金は今回整備される融雪装置の電気料金相当額を根拠に設定されておりますので、価格は妥当であると判断いたします。  さらに今後、条例の委任により制定される本条例施行規則におきまして、条例をより具体的に運用するためのルールづくりがなされることと思いますが、その内容については、決して利用を規制するものではなく、条例の目的を適切に遂行し、多くの方々に快適に利用していただくためのものになると推察されます。  また、この規制において指定管理者に関する詳細も規定されると思いますが、市は指定管理者と連絡を密にすることにより駅前広場が円滑に運営されるものと思います。  以上の観点から、新たに整備されている駅前広場は、北陸新幹線敦賀開業を8年後に控えた敦賀の玄関口として本市の発展に大きく貢献するものと期待が寄せられるものであり、その駅前広場の管理運営の指針、基準となる本条例は必要不可欠のものであります。  以上申し上げまして、第31号議案 敦賀駅前広場の設置及び管理に関する条例制定の件に対する私の賛成討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 53 ◯議長有馬茂人君) 以上で第31号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第31号議案 敦賀駅前広場の設置及び管理に関する条例制定の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 54 ◯議長有馬茂人君) 起立多数。よって、第31号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 55 ◯議長有馬茂人君) 次に、第32号議案及び第33号議案の2件について、一括して委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔10番 山本貴美子君登壇〕 56 ◯10番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、第32号議案 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件及び第33号議案 教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定の件について、委員長の報告に反対の立場で討論いたします。  これらの条例は、教育委員会制度改革による条例改正です。一般質問でも述べましたが、もともと教育委員会は、戦後の1948年、選挙で選ばれた教育委員たちがその自治体の教育のあり方を決めるという民主的な制度として発足いたしました。お国のために命をささげることを子供たちに教えた戦前の国家主義教育を反省し、教育の自主性を守るため教育行政を首長から独立させたものです。  しかし、その後、選挙で選ぶ制度は廃止され、教育委員会の形骸化が進み、その結果、教育行政の中に閉鎖的で官僚的な対応も広がりました。そして大津のいじめ自殺問題と隠ぺい事件をきっかけに、安倍政権は教育委員会への国民の批判に目をつけ、教育委員会そのものの廃止に問題をすりかえました。  多くの国民の反対で、教育委員会の廃止は見送られましたが、2014年、首長の関与を強める教育委員会制度改革が行われました。新しい制度では、市長は教育大綱をつくり、その内容を市長が任命する教育長のもとに実践することになります。そのため市長がかわるたびに教育大綱や教育長が変わってしまうことになります。これは教育の政治的中立性や憲法が保障する教育の自由と自主性を侵害するものにほかなりません。  本来、政治が行うべきことは、教育条件の整備によって子供の学ぶ権利を保障することであり、政治が教育内容に介入、支配するということは決してあってはなりません。  以上の理由から、第32号議案、第33号議案について反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 57 ◯議長有馬茂人君) 以上で第32号議案及び第33号議案の2件に対する討論を終結し、一括して採決いたします。  第32号議案 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件、第33号議案 教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定の件の2件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 58 ◯議長有馬茂人君) 起立多数。よって、第32号議案及び第33号議案の2件については、委員長報告のとおり可決いたしました。  日程第3 請願第1号、請願第2号 59 ◯議長有馬茂人君) 日程第3 請願第1号及び請願第2号の2件を一括議題といたします。  これより、その審査結果について委員長の報告を求めます。  産経建設常任委員長 田中和義君。   〔産経建設常任委員長 田中和義君登壇〕 60 ◯産経建設常任委員長田中和義君) ただいまから、産経建設常任委員会における請願の審査経過及び結果について御報告いたします。  委員会審査結果報告書の5ページをごらんください。  最初に、請願第1号 政府に米価対策に関する意見書提出を求める請願についてであります。  主な意見として、農業は転換期にあり、米価を上げるだけが全てではないと思う。市として担い手や新規就農者支援といった強化策をやっている中、米の価格に関して、回復しなければならないということはわかるが、時期を見て判断すべきと思う。また、農業振興を図る中で一番問題となるのは農業がやっていける競争力を養っていくことであり、農家の収入をふやすため国も強化策を打ち出しているので、それを注視していくべきだと思うとの意見や、国は大規模経営や集落営農という方針を持っており、また本市も方針転換をしようという中にある。一人で機械を抱え田んぼを守っていくのは難しい時代に来ており、今後、農業を守るためには、集落営農組織をつくり、地域の田んぼを守っていくという方針にしなければならないと思っている。交付金を受けるのも、そのときはありがたいが、田んぼの担い手がいなくなったときのことを考えると今から集落営農組織を組み立てたほうがよいと思うので、交付金の廃止を撤回しなさいという意見書はどうなのかと思うとの意見がありました。  討論はなく、採決の結果、賛成なしで不採択とすべきものと決定いたしました。  次に、請願第2号 TPP交渉に関する意見書提出を求める請願についてであります。  最初に、TPPに関しては、米国と最終のところまで来ており、成り行きを見たいので継続にしてはいかがかと思う。それは国益の問題があるため様子を見たいので継続でお願いしたいとの意見があり、継続審議の採決を行った結果、賛成少数で否決されました。
     その後、主な意見として、意見書の趣旨は国会で決議されたことがそのまま書いてあるだけであり、国会での決議どおり担当大臣等が交渉をしていることを市議会から出す必要はないと思うとの意見や、総合的に考えてみたときに、日本全体の国益を守るという前提で交渉されていると思っている。今後、政府は国益のために関税の問題で妥協案を示したとしても、全体の利益を守るためにやることだろうと思う。現時点で交渉中であるのを、交渉をやめるということはあり得ないと思うとの意見がありました。  討論はなく、採決の結果、賛成なしで不採択とすべきと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました請願の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 61 ◯議長有馬茂人君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 62 ◯議長有馬茂人君) 以上で委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより、討論通告のあります各請願について討論及び採決を行います。  まず、請願第1号について討論を行います。  委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  山本貴美子君。   〔10番 山本貴美子君登壇〕 63 ◯10番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、請願第1号 政府に米価対策に関する意見書提出を求める請願を不採択とする委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  この請願は福井県農民運動連合会嶺南支部から出された請願で、1つは過剰米の市場隔離を官民挙げて実施するなど、お米の需給調整に直ちに乗り出し、米価の回復を図ること。2つ目に、米直接支払交付金の半減措置と米価変動補填交付金の廃止を撤回し、農家の経営安定対策をとること。この2つの項目の要望について、敦賀市議会として政府、関係機関に提出してほしいというものです。  さて、米の価格が下落を続け、2014年は戦後最低水準を更新しました。お米をつくるだけ赤字になると農家の皆さんは悲鳴を上げています。離農する方も後を絶たず、耕作放棄地もふえています。  戦後、多くの国が食料不足に陥り、食料自給率の向上のためにどの国も国を挙げて食料対策に力を入れてきました。今では多くの国で100%まで回復し、先進国の穀物自給率の平均は108%、発展途上国の平均でも92%となっています。ところが日本では食料自給率は年々減り続け、特に主食である穀物の自給率は低く、2011年にはわずか28%で、砂漠並みと言われています。  輸入の食料に頼っていては、世界的な異常気象、大規模災害、紛争などの影響を受け食料不足に陥りやすく、とても不安です。主食であるお米の自給率を高めることは、農家のためでなく日本人が生きていくために必要な糧を守ることでもあり、さらには田んぼは自然のダムと言われ、雨の多い日本にとって、洪水などの災害から国土を守り住民の安全を守ることにもつながります。そのため農家が展望を持って米づくりに励み、安定的に供給できるように、国の責任で米の価格を守る施策を早急に打ち出すことが求められています。  ぜひ政府に米価対策に関する意見書提出を求める請願を採択し、敦賀市議会として政府、関係機関に米価の回復、農家の経営安定対策を求めるべきです。  以上の理由から、請願第1号 政府に米価対策に関する意見書提出を求める請願について、賛成の立場で討論いたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 64 ◯議長有馬茂人君) 以上で請願第1号に対する討論を終結し、採決いたします。  請願第1号については、委員長報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により本請願の採択についてお諮りいたします。  請願第1号 政府に米価対策に関する意見書提出を求める請願について、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 65 ◯議長有馬茂人君) 起立少数。よって、請願第1号については、不採択とすることに決定しました。   ──────────────── 66 ◯議長有馬茂人君) 次に、請願第2号について討論を行います。  委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  山本貴美子君。   〔10番 山本貴美子君登壇〕 67 ◯10番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、請願第2号 TPP交渉に関する意見書提出を求める請願に賛成の立場で討論をいたします。  先ほどの請願と同じ福井県農民運動連合会嶺南支部から出された請願で、TPP交渉に関する国会決議を遵守し、守れない場合は交渉から撤退することを敦賀市議会として政府、関係機関に意見書を提出してほしいというものです。  さて、昨年末に合意を目指していたTPP交渉は、交渉参加国の利害の対立から合意できずに断念しました。ところが春の段階でTPP合意を目指すオバマ政権によって年明けから日米事務レベル協議が再開され、依然として緊迫した状況にあります。TPPで協議されている分野は、農作物以外に各種非関税障壁の廃止、投資、労働力移動の自由化に加え、環境・安全規制の緩和、中小企業政策も含め24分野です。TPPに参加すれば食品安全基準や建築基準、医療の安全基準が非関税障壁として問題視され、大幅に規制緩和されることになり、国民の命と健康、生活の安全が守られなくなるおそれがあります。  また、労働力移動の自由化によって積極的に移民を受け入れ、日本国内の雇用環境がさらに厳しくなり、労働基準も切り下げられることが懸念されています。地方自治体が行っている中小企業振興政策や各種助成制度も、加盟国に開かれた政府調達ルールに抵触すると指摘され、廃止を余儀なくされる危険もあります。  しかもISD条項、投資家対国家の紛争解決条項によって、外国企業などの投資家が日本で損害を受けた場合、国際仲裁機関に訴え、日本に賠償を求めることが可能となります。オバマ大統領がTPP協定はアメリカ国民の所得をふやすためと明言していることからも明らかなように、TPPはアメリカ流のルールを関係国に押しつけ、アメリカの利益だけを求めるものです。  日本政府が国益を明け渡す譲歩を繰り返している今、国益を守るためには交渉から撤退するしかありません。そのため、このTPP交渉に関する国会決議を遵守し、守れない場合は交渉から撤退することを求める請願を採択し、関係機関に敦賀市議会として意見書を上げるべきです。  以上の理由から、請願第2号 TPP交渉に関する意見書提出を求める請願について、賛成の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 68 ◯議長有馬茂人君) 以上で請願第2号に対する討論を終結し、採決いたします。  請願第2号については、委員長報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により本請願の採択についてお諮りいたします。  請願第2号 TPP交渉に関する意見書提出を求める請願について、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 69 ◯議長有馬茂人君) 起立少数。よって、請願第2号については、不採択とすることに決定しました。  日程第4 原子力発電所特別委員会中間報       告 70 ◯議長有馬茂人君) 日程第4 原子力発電所特別委員会の中間報告を議題といたします。  お諮りいたします。  会議規則第45条第1項の規定により、原子力発電所特別委員会の中間報告を求めることにいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 71 ◯議長有馬茂人君) 御異議なしと認めます。よって、原子力発電所特別委員会の中間報告を求めることに決定しました。  原子力発電所特別委員長 高野新一君。   〔原子力発電所特別委員長 高野新一君    登壇〕 72 ◯原子力発電所特別委員長(高野新一君) ただいまから、原子力発電所に関する諸問題について、理事者からの報告に基づき調査した内容等を中間報告いたします。  中間報告書をごらんください。  理事者からは、ごらんのとおり原子力発電所関係について4項目の報告を受け、調査を行いました。  まず、日本原子力発電株式会社関係では、質疑はありませんでした。  次に、日本原子力研究開発機構関係では、保安措置命令の解除について、報道等では3月中には無理だと出ているが、このことについて確認しているのかとの問いがあり、昨年12月に命令に対する報告書が提出されている。原子力規制庁としては、ヒアリングや保安検査にて確認し、中間的な取りまとめを行い、原子力規制委員会へ報告する方針であるが、取りまとめには複数回の保安検査が必要という見解も示されている。原子力機構としては、現在行われている保安検査の結果を見ているようであり、それ以降に報告があると聞いているとの回答がありました。  次に、関西電力株式会社関係では、質疑はありませんでした。  最後に、その他として、事業者からの地元への説明がおざなりになっている。重要な問題がいきなり報道で知らされることについて市としてどう考えているかとの問いがあり、2月24日の原子力懇談会において、市長から市民向けの広報活動を強化してほしいと申し上げているとの回答がありました。  以上が原子力発電所特別委員会の中間報告であります。 73 ◯議長有馬茂人君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 74 ◯議長有馬茂人君) 以上で原子力発電所特別委員会の中間報告を終結いたします。  日程第5 B議案第2号 75 ◯議長有馬茂人君) 日程第5 B議案第2号を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  議会運営委員長 木下章君。   〔議会運営委員長 木下章君登壇〕 76 ◯議会運営委員長(木下章君) ただいま議題に供されましたB議案第2号 敦賀市議会委員会条例の一部改正の件について、提案説明をさせていただきます。  B議案第2号は、地方自治法及び敦賀市議会議員の定数を定める条例の一部改正に伴い、所要の規定を整備する必要があるため、議会運営委員会より提出するものであります。  改正の内容ですが、第2条は、定数条例の一部改正に伴い、第1項第1号、総務民生常任委員会の定数を9人から8人に改め、同項第3号、文教厚生常任委員会の定数を9人から8人に改め、同項第4号、予算決算常任委員会の定数を25人から23人に改めるものでございます。  第19条は、地方自治法の一部改正に伴い、委員会の出席説明の要求に関し、教育委員会の委員長を教育委員会の教育長に改めるものでございます。  附則といたしまして、施行日は、第2条の改正規定は平成27年4月30日、第19条の改正規定は平成27年4月1日でございます。  なお、経過措置といたしまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律附則第2条第1項の場合においては、この条例による改正後の第19条の規定は適用せず、この条例による改正前の第19条の規定は、なおその効力を有することといたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 77 ◯議長有馬茂人君) ただいまの説明に対し御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 78 ◯議長有馬茂人君) 以上で質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  B議案第2号 敦賀市議会委員会条例の一部改正の件について、提案のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 79 ◯議長有馬茂人君) 起立多数。よって、B議案第2号については、提案のとおり可決いたしました。 80 ◯議長有馬茂人君) 暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時からといたします。             午前11時41分休憩             午後1時00分開議 81 ◯議長有馬茂人君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第6 B議案第3号 82 ◯議長有馬茂人君) 日程第6 B議案第3号を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  原幸雄君。   〔21番 原幸雄君登壇〕 83 ◯21番(原幸雄君) 「舞鶴若狭自動車道の4車線化に関する意見書」提出の件
     「舞鶴若狭自動車道の4車線化に関する意見書」を地方自治法第99条の規定により、国会及び関係行政庁に提出する。  平成27年3月19日提出  舞鶴若狭自動車道の4車線化に関する意見書  舞鶴若狭自動車道の全線開通により、嶺南地域の一体化、活性化はもとより、北陸自動車道や名神高速道路等と一体となった大環状ネットワークの形成による、近畿圏、中部圏、北陸圏相互の人的交流、経済交流の拡大など大きな効果が期待される。  また、東海・東南海地震等の大規模災害に備え、新たに日本海側に国土軸を構築し、強靭な国土を形成するとともに、緊急時の避難道路や輸送道路としての交通の確保、あるいは原子力発電所における事故発生時の災害制圧道路としての機能強化についても大きな効果が期待される。  しかしながら、2車線のままでは十分な機能を発揮することは困難である。現在舞鶴西インターまで4車線化が事業化されているものの、同インター以東は事業化されていない状況にある。  ついては、敦賀市民の安全・安心の確立、地域連携の強化、防災面での機能強化などの観点から、舞鶴若狭自動車道の早期全線4車線化を強く要望するものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年3月19日               敦賀市議会  提案理由  舞鶴若狭自動車道の4車線化に関する意見書を国会及び関係行政庁に提出したいので、この案を提出する。  提出者、私、原幸雄、賛成者、記載の皆様です。  よろしくお願いします。 84 ◯議長有馬茂人君) ただいまの説明に対し御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 85 ◯議長有馬茂人君) 以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  B議案第3号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 86 ◯議長有馬茂人君) 御異議なしと認めます。よって、B議案第3号については、委員会付託を省略することに決定しました。  これより採決いたします。  B議案第3号 「舞鶴若狭自動車道の4車線化に関する意見書」提出の件について、提案のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 87 ◯議長有馬茂人君) 起立全員。よって、B議案第3号については、提案のとおり可決いたしました。  日程第7 議員派遣の件 88 ◯議長有馬茂人君) 日程第7 議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第163条の規定により、お手元に配付のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 89 ◯議長有馬茂人君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、お手元に配付のとおりとすることに決定しました。  閉会の挨拶 90 ◯議長有馬茂人君) 以上で、今定例会に提案された議案の審議は全て終了いたしました。  ここで、勇退される議員各位から発言を求められておりますので、これを許可いたします。  まず、上原修一議員からの書簡を代読していただきます。  山本貴美子君。   〔10番 山本貴美子君登壇〕 91 ◯10番(山本貴美子君) 代読させていただきます。  議員として引退の御挨拶をさせていただきます。  私、上原修一は、昨年夏から現在まで病気療養に専念し、今はだんだんと回復に向かっております。この間、議会にも出ることができず、非常に残念でなりませんでした。皆様にも大変御迷惑をおかけしたこと、おわび申し上げます。また、皆様からお気遣いやお見舞いをいただき、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。  5期20年の長きにわたり市民のために働いてきたつもりであります。残念ながら次期選挙に出馬できませんが、今後は早く病気を治し、社会復帰を目指して頑張っていきたいと思っています。  市民の皆様を初め各議員、市長、理事者、議会事務局職員の方々には大変お世話になりました。  最後に、皆様方の御健康と御多幸を御祈念いたしまして、お礼と引退の挨拶といたします。ありがとうございました。  日本共産党敦賀市会議員団、上原修一。  代読、山本貴美子。  以上です。(拍手) 92 ◯議長有馬茂人君) 次に、力野豊君。   〔12番 力野豊君登壇〕 93 ◯12番(力野豊君) 市政会の力野です。  貴重な時間に御挨拶の機会をいただきましたこと、感謝申し上げます。  振り返りますと、4年前、「笑顔あふれる豊かな敦賀の実現に向けて」を掲げ、市民の皆様に多くの御支援をいただき、この議場に立たせていただきました。微力ではありますが、私なりに全力で市の発展と福祉の向上に努めてきたところでございます。  その間、議員各位に、そして市長を初め理事者、市職員の皆様には御指導、御鞭撻を賜り、厚く感謝申し上げます。  また、今期で勇退されます議員各位には、長年にわたり市勢発展のため御尽力をいただき、また、その後を後進に託されましたこと、心から敬意を申し上げます。今後もそれぞれの立場での御活躍を御祈念いたします。  退任を決意されました河瀬市長におかれましては、20年の長きにわたり全力で敦賀市発展に努められたこと、市民の一人として敬意と感謝申し上げますとともに、今後も立場を変えて敦賀市のために御活躍いただけるものと御期待申し上げます。  私も今期で退任いたしますが、今後は立場を変えて、市民との会話を通じて得た今までの経験と「笑顔あふれる豊かな郷土の実現に向けて」を旗印に、若さと実行力で敦賀市の発展に努めてまいりたいと思います。  議場での最後の言葉とし、感謝とお礼の御挨拶にかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) 94 ◯議長有馬茂人君) 次に、岡武彦君。   〔15番 岡武彦君登壇〕 95 ◯15番(岡武彦君) 政志会の岡でございます。  柔道5段と言って威張っておりましたが、足腰ががたがくるのが最近だんだん激しくなり、心残りですが退任することに決めました。  議員の皆さん、市長を初め職員の皆さん、また私を応援してくださった市民の皆さん、長いこと大変お世話になりました。感謝しております。これからは、一市民としてゆっくりした生活を送りたいと思っております。  本当に長いことありがとうございました。(拍手) 96 ◯議長有馬茂人君) 次に、増田敬君。   〔16番 増田敬君登壇〕 97 ◯16番(増田敬君) 政志会の増田敬でございます。  2期8年間、議場の皆さん、そして理事者の皆さんには大変お世話になりました。  私は議員生活は3期一区切りだと思っておりまして、それを目指して頑張ってまいりましたが、御案内のとおりつえをつかなければ前へ進むことができなくなってしまいまして、今期限りで議員職を辞して、この後は一市民として今までよりも行政のことに通じた市民として市政に協力してまいりたい、そう決意をいたしました。  長い間御指導いただきました皆様にお礼を申し上げながら、退任の御挨拶にさせていただきます。長いことありがとうございました。(拍手) 98 ◯議長有馬茂人君) 次に、美尾谷幸雄君。   〔24番 美尾谷幸雄君登壇〕 99 ◯24番(美尾谷幸雄君) この場をおかりして、お礼の御挨拶をさせていただきます。  3期12年間、市民の皆様には大変お世話になりましたが、今議会で辞することにいたしました。微力ではありましたが、敦賀市政に取り組んできました。また、市長、理事者の皆様方、それから同僚議員の皆様にも大変お世話になりました。これからは一市民として敦賀市の発展を見守っていきたいと、かように思う次第でございます。本当に12年間、市民の皆様ありがとうございました。  これで退任の御挨拶といたします。美尾谷幸雄。(拍手) 100 ◯議長有馬茂人君) 次に、木下章君。   〔18番 木下章君登壇〕 101 ◯18番(木下章君) 市民クラブの木下でございます。  退任の御挨拶を一言申し上げたいと存じます。  私は、平成7年に初当選をして以来、これで20年になるわけでございますけれども、途中4年間の長期休業をいたしておりまして、在任期間は16年となります。この間、市民の皆さん方にお支えいただき何とか市議会議員としての務めを果たすことができましたこと、重ねてお礼を申し上げたいと存じます。  特に最終盤になりまして小中一貫問題が出てきました。この問題は、角鹿中学校の統廃合絡みに出てきたわけでございますけれども、この問題も何とか解決に進んでいるというように考えておりまして、その部分については安心をしたいなというように思っています。  これまで真摯に受けとめていただきました市長を初め理事者の皆さん方には、高いところからではございますけれども厚く感謝を申し上げたいと存じます。ありがとうございました。  これからは、一市民となって市勢の発展に何とか尽力してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたしたいと存じます。  最後になりましたけれども、本市のさらなる発展と、さらにはここに御参会の皆さん方、そして理事者の皆さん方の御健勝を御祈念申し上げまして、粗辞ではございますけれども退任の挨拶とさせていただきます。  大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手) 102 ◯議長有馬茂人君) 次に、堂前一幸君。   〔23番 堂前一幸君登壇〕 103 ◯23番(堂前一幸君) 今期をもちまして退任するに当たり、大変貴重なお時間をお許しいただきまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。  平成11年4月に市民の皆様の力強い御支持、御支援と温かい御厚情を賜り、市政壇上に立たせていただきましてから早いもので4期16年が過ぎようとしております。16年間の議員活動を思い起こすとき、感慨無量でございます。  大変微力ではございましたけれども、敦賀市議会議員として誇りを持って本市発展のため努力を重ねてまいったところでございます。この間、議員の皆様には格別の御指導、御協力をいただきましたこと、この場をおかりしまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。  また、河瀬市長、塚本、木村両副市長を初め職員の皆様には、長年にわたり御指導、御鞭撻を賜り、衷心より厚く感謝を申し上げる次第でございます。  私も今後は一市民として、本市発展のためにいささかなりとも御協力をいたしたいと存じております。  さて、来る統一地方選挙に出馬されます議員各位におかれましては、こぞって御栄冠を勝ち取られ、引き続き市勢発展に御活躍されますことをお祈りいたしております。  最後になりましたが、敦賀市のますますの御発展と市民の皆様の御健勝と御多幸を心からお祈り申し上げます。  敦賀市議会議員として、最後にこの壇上に上がらせていただきました御配慮に感謝申し上げ、退任の御挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。(拍手) 104 ◯議長有馬茂人君) 次に、宮崎則夫君。   〔25番 宮崎則夫君登壇〕 105 ◯25番(宮崎則夫君) 政志会の宮崎則夫でございます。  市議会議員退任に当たりまして、大変貴重なお時間をいただき、一言お礼を申し上げたいと思います。  平成7年4月に行われました統一地方選挙におきまして地区の皆様を初め多くの市民の皆様に支えられ初当選以来、5期20年の長きにわたり、市長を初め理事者の皆様、議会事務局の皆様、同僚議員の皆様にも大変お世話になり、まことにありがとうございました。改めて厚く御礼を申し上げます。
     平成22年6月には、第49代議長として曲がりなりにもその任を全うし得ましたことに対し、重ねて御礼を申し上げますとともに、今後とも敦賀市の発展と住民福祉の増進に努力する所存でございますので、変わらぬ御交誼を賜りますようお願いいたしまして、退任の御挨拶といたします。  ありがとうございました。(拍手) 106 ◯議長有馬茂人君) この際、市長から発言を求められておりますので、承ることにいたします。   〔市長 河瀬一治君登壇〕 107 ◯市長河瀬一治君) 閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。  なお、この場所では最後の御挨拶になるのではないかなというふうに思います。  第1回市議会定例会は、去る2月25日に開会され、本日まで23日間にわたり、議員各位には本会議並びに各委員会を通じ、終始熱心かつ慎重に御審議を賜り、本日、全日程を終了され、平成26年度補正予算案、平成27年度当初予算案を初めとする各議案、また本日追加提出いたしました人事案件等、全議案につきまして原案のとおり議決を賜り、ここに厚くお礼を申し上げます。  今回、議決いただきました予算を初め、各議案の執行に当たりましては、本会議並びに各委員会におきまして御提案、御要望いただきました諸事項並びに一般質問におきまして御提起いただきました貴重な御意見あるいは厳しい御指摘の諸事項、課題等につきましては、私を初め職員一同、真剣なる調査、研究を行い、今後のまちづくり施策の推進に資するよう全力を傾注して市民の皆様の負託に応えてまいる決意でございますので、議員各位におかれましては、今後とも変わらぬ温かい御教示とお力添えを賜りますようお願い申し上げる次第であります。  ところで、先般、反対討論のございました平成27年度一般会計予算のうち、赤レンガ倉庫周辺環境整備事業の件につきましては、技術的な視点や活用の視点、さらには市民意見の集約という理由から、妥当であるというふうに認識をいたしているところでございます。  技術的な視点でございますが、植栽については、代替地への植えかえを行ったとしても根づく保証がなく、また、その後の生育も保証されないという技術的な問題があるだけではなく、植えかえを行うまでの保管管理費用や植えかえ費用等を考慮すると、かえって経費の増大を招く可能性が高いという問題があります。植栽につきましては廃棄したものの、ベンチ等は再度利用する方針であり、技術的な視点、また財政的な視点からも妥当な判断であるというふうに考えております。  また、現在の赤レンガ倉庫に隣接する広場は、平成21年度に耐震性に問題があり内部の活用が不可能であった国の登録有形文化財である赤レンガ倉庫の外観を眺め、憩うことができる広場としての機能を目的に整備したものであります。  今回の整備事業は、関係団体、有志の市民等によって足かけ2年にわたり議論がなされ、金ケ崎周辺整備構想が策定され、これに基づき昨年2月に赤レンガ倉庫整備計画が策定され、ジオラマ館、レストラン館の一体性を備えたものとして整備する方針が示されたところであることから、平成21年度の整備と大きく活用方法が異なるものであり、仕様の変更は当然のことと考えているところであります。  赤レンガ倉庫整備計画策定に当たっては、その途中経過において市民に対してパブリックコメントが実施され、170件の意見が寄せられました。このパブリックコメントでは、オープンガーデンを含めた全体計画に対して8割を超える方々がよいと評価しており、おおむね肯定的かつ建設的な意見が寄せられております。十分な市民意見の集約が行われる中で、その計画や仕様を判断したものとなっていると考えております。  また、本議会に原議員から提出されました国道8号バイパスの早期計画策定並びに整備に関する意見書提出の議案が全会一致で可決され、大変心強い後押しをいただき、深く感謝を申し上げます。  早速、一昨日、有馬議長とともに国土交通省近畿地方整備局へ出向き、要望活動を行ったところであります。整備局では、伊勢田道路部長とお会いし、議長からは意見書を、私からは要望書を手渡し、議長とともに大雪による国道8号バイパス通行どめによる現状及び影響を説明するとともに、バイパスの必要性を強く要望し、道路部長にはその内容をしっかりと受けとめていただきました。  一日も早く計画が策定され、整備に着手されるよう、機会あるごとに関係機関への要望活動を行ってまいりたいと考えておりますので、今後とも市議会並びに議員各位の御支援、御協力をよろしくお願いを申し上げます。  なお、来る3月25日には、本市が重要要望として掲げてまいりました国道161号の疋田地係JR北陸本線交差部のトンネル区間が新たに開通することとなりました。これまで車両のすれ違いが困難な区間でありましたが、今後は、歩行者や通行車両の安全確保及び国際海上コンテナ車両の走行が可能となることにより物流の効率化が期待されるところでございます。国土交通省を初め関係者の皆様に対しまして、心よりお礼申し上げる次第であります。  さて、一昨日に敦賀発電所1号機の廃止について日本原電から報告がございました。敦賀発電所1号機につきましては、我が国初の軽水炉であり、まさしく高度経済成長の象徴として、これまで約半世紀もの間、電力の安定供給に貢献してまいりました。その発電所が福島事故以後、再び運転することなく廃止に至ることは、非常に残念であると同時に、本市の発展にも寄与してきた発電所が、ついにその役目を終える日を迎え、一抹の寂しさを覚えるところであります。  今後、廃止措置の具体的工程等が示されることと存じますが、廃止措置中の安全をしっかりと確保していただくことを第一とし、これまで同様に地元発注、地元雇用を積極的に進め、地元企業との協力体制のもと工事を進めていただきたいと考えております。  ところで、この在任中、多くの功績を残されました現議員の皆様の任期もいよいよ間近に迫ってまいりました。承りますと、現在のところ多数の皆様が引き続き市議会議員に立候補されるとのことでございます。また、県議会にチャレンジされる方、この際後進に道を譲られる方もいらっしゃるとのことでありますけれども、先ほども大変私にとりましてもありがたいお言葉をいただきながらの御挨拶を賜ったところであります。  引き続き立候補される皆様には、御健闘いただき、めでたく御当選され、再びこの議場で理事者としっかりと議論、意見交換を行っていただき、市政の発展のために御尽力賜ることを願っているところであります。皆様方の御健闘を心からお祈りを申し上げるところでもあります。  さらに、転じられる方はもちろん、御勇退される皆様方におかれましては、市議会の議席を離れられましても、御在任中と変わることなく市政に対しまして御指導、御支援を賜りますよう切にお願いを申し上げるところでございます。くれぐれも御健康に注意をされましての活躍を重ねて願っているところであります。  本議会開会日の提案理由説明の中でも触れさせていただきましたが、私が平成7年に、この生まれ育った愛する郷土敦賀の発展と福祉の向上を目指したいという一心で市長選に臨み、多くの市民の皆様の御支持をいただき敦賀市長に就任した日から、はや20年がたとうといたしております。  これまでの20年間を振り返りますと、市長就任早々のもんじゅナトリウム漏えい事故や樫曲地区民間廃棄物最終処分場問題、近年の原子力発電所の長期運転停止や、これに起因する地域経済の低迷など、今なお的確な対応が求められる課題もあります。  しかし、こうした中、新たな交通網の実現や、これらに伴う市街地の活性化を初めとするまちづくり、敦賀港や産業団地の整備と積極的な誘致活動による企業進出など、次の時代においても本市が交流拠点都市として発展し続けるための礎を築くことができたのではないかなというふうに思っております。  特に、昨年7月の舞鶴若狭自動車道の全線開通や今後の北陸新幹線の敦賀延伸などにより交流人口の拡大が見込まれる中、赤レンガ倉庫、駅前広場、博物館通りの整備といったこれまでのまちづくりの集大成とも言うべき取り組みが結実しようとしていることは、非常に感慨深いものがございます。改めて、市議会並びに市民の皆様の温かい御協力に対し衷心より感謝を申し上げます。  私の任期も残すところ40日となりましたが、残された任期におきましても全力で職務に遇進していく所存でございます。また、本職を離れましても、愛する敦賀市の飛躍発展のために誠心誠意努力してまいりたいと考えているところでもあります。  先週も降雪があったように季節の変わり目であります。天候不順ではございますけれども、いよいよ春の息吹を感じる季節となってまいりました。また、来月になりますと金崎宮の花換まつりが開催されます。ぜひ多くの皆様にお花見を楽しんでいただきたいと存じますし、四季を通じて温泉はいいものでございます。またリラ・ポートの御利用も願っているところであります。  本当に最後の最後になりました。在任20年間、皆様からお寄せをいただきました温かい御理解と御支援、御協力に対しまして厚くお礼を申し上げますとともに、議員各位の御支援、御協力に対しましても重ねて御礼を申し上げるところであります。  そして、市民の皆様方におかれましても、20年間、市長として非常にかわいがっていただきましたこと、決して忘れておりません。これからも、この郷土発展のために頑張ります。  ありがとうございました。(拍手) 108 ◯議長有馬茂人君) 今期最後の議会の閉会に当たり、議員各位には今定例会に提案された多数の重要案件につき、本日まで長きにわたり御審議いただき、厚くお礼を申し上げます。  また、理事者の方々におかれましても、議案の作成に始まり、きょうに至る御労苦に対し、深く敬意を表します。  さて、私どもの任期も残すところ1カ月余りとなりましたが、今任期をもって御勇退されます市長及び議員各位におかれましては、長年の市政への御貢献に対し衷心から敬意と感謝の意を表しますとともに、今日までの豊富な御経験を生かされ、今後一層の御活躍をお祈りしたいというふうに思います。  これをもって平成27年第1回敦賀市議会定例会を閉会いたします。             午後1時35分閉会  上記会議のてんまつに相違ないことを証明するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                    議   長  有 馬 茂 人                    副 議 長  山 崎 法 子                    署名議員   今大地 晴 美                      同    前 川 和 治                      同    佐々木   真 発言が指定されていません。 Copyright © Tsuruga City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...